日本環境法律家連盟(JELF)関西支部では、2か月に1度、定例会(例会)を開催し活動を活性化していきたいと考えています。
今年度最初の例会は、JELF関西支部の新プロジェクトの立ち上げについて、以下の議題を検討したいと考えておりますので、御多用中とは存じますが、多くのご参加をお待ちしております。
◆主催:日本環境法律家連盟(JELF)関西支部
◆対象:JELF会員又はその紹介を受けた方
◆日時:2015年2月16日(月) 18時30分~20時30分
◆場所:大阪弁護士会館 10階 1004号室
(大阪北区西天満1丁目12番5号)
http://www.osakaben.or.jp/web/index/index.php
◆議題:
(1)NPO・社会企業との連携プロジェクト
講師:杉田峻介弁護士(大阪弁護士会)
フェロシルト解決に伴う寄付金を活用して、関西を中心とした環境・福祉・教育・就労等をテーマとして事業活動を行うNPO・社会企業に、期間限定で若手弁護士を派遣するプロジェクトをはじめます。無償ではありますが、将来の顧問契約や理事・監事としての社会貢献を考えた人脈づくりと考えています。
事業系の団体に対象を絞ることで、弁護士としてガバナンスやコンプライアンスの適切なアドバイス能力を高めることも目的です。
若手弁護士の皆様、是非、例会に参加して、派遣候補としての登録をお願いします。
(2)環境と災害研究会の立ち上げ ~「豊能の残土処分場の崩落事件などを題材に」~
講師:池田直樹弁護士(大阪弁護士会・JELF関西支部長)
阪神淡路大震災20年というけじめの年。広島等での土砂災害を機に、高度成長期からバブル期の宅開発の瑕疵が表面化しつつあります。急斜面の盛土・切土の開発地に、ゲリラ豪雨の悪条件が重なったとき、土砂災害の発生が懸念されています。自治体では、危険地マップを作成中ですが、私有地に対する地価の下落や対策費用の負担問題などがあって、作業や情報の公開に支障が出ているようです。
進行中の具体的な事件をとりあげつつ、都市環境を防災面からとらえなおし、都市計画法や宅地造成法など、都市法に強く、専門家とのネットワークのある環境弁護士の養成を目指します。
ベテラン・中堅弁護士の皆様、是非例会に参加いただき、今後の活動にご協力いただきたいと思います。
◆参加費 無料
◆申し込み
e-mail ; jelf-osaka@green-justice.com または FAX; 06-6268-5071にて、
氏名・連絡先・所属団体(学校名)を明記のうえ、JELF関西支部事務局(担当;眞下)あてお申し込みください