日本環境法律家連盟(JELF)では、東京電力福島第一原発事故によって
避難生活を余儀なくされた楢葉町住民の早川篤雄さんを、福井県敦賀市に
お呼びし、敦賀で原発に頼らない地域をつくるために長年取り組んでおら
れる松下照幸さんのお話とともに伺います。
JELFは、2012年1月、東京電力福島第一原発事故で甚大な被害を受けた
福島県を視察し、早川さんを初め、原発事故で被害を受けた地元住民の
皆様のお話を伺いました。
そして、改めて「原発との断絶なくして、福島の復興なし」という考えを刻み、
各地でそれぞれの弁護士会員による取り組みを行っています。
今回、JELFでは、中でも原発銀座とも呼ばれる福井県敦賀市にて、福島
での被害回復の取り組み・被害の実情を伺うとともに、これまでの原発立地
政策の違法性や問題点、また、原発に頼らない社会を実現するための課題
などを議論いたします。
どなたでも参加できます。是非、皆様のご参加をお待ちしております。
◆日時 2012年5月12日(土)14:00~17:30
◇場所 敦賀市民文化センター 小ホール
(福井県敦賀市桜町7番1号)
http://bit.ly/HAnn9Y
◆資料代 700円
◇内 容:
1、 現在の全国各地の原発訴訟の実情について各訴訟弁護団より報告。
・福井県の原発訴訟の状況
・上関原発訴訟から見る原発立地政策
・その他、参加弁護士からの報告
2、東京電力福島第一原発事故の被害回復への取り組み
報告:早川篤雄(とくお)さん(宝鏡寺住職)
原発から20キロ圏内、楢葉町住民。境内で障害者支援施設を
運営されながら、長年、原発の危険を訴える住民運動に取り組んできた。
3、福井県美浜市から、原発に頼らない地域をつくるための取り組み
報告:松下照幸さん(元福井県美浜町町議)
美浜市で長年、脱原発運動に取り組んでおられる元美浜町町会議員。
◆問い合わせ:日本環境法律家連盟(JELF) 三石
jelf@green-justice.com (電話:052-459-1753)