7月14日(日)、大阪弁護士会館にて、環境法学習会兼エネルギー問題講演会を開催しました。
第一部では、学生・の方を対象に、室谷悠子弁護士(大阪弁護士会)より、フェロシルト事件をはじめとした関西の環境訴訟が紹介され、環境事件を続けるにあたっての苦労や、やりがいについて、具体的にお話しをいただきました。また、JELF所属の弁護士から、環境に携わるきっかけや、これから環境を勉強する学生の方へのアドバイスもお話しいただきました。
終了後には、参加者と弁護士がざっくばらんに意見交換する場も設けられました。
実務にふれることで、多くの方が環境事件に興味を持つきっかけとなれば、嬉しいかぎりです。
第2部では、風力発電をはじめとする新エネルギーのパイオニアである、日本風力開発㈱の塚脇社長をお招きして、「クリーン電力時代とはどういう社会か」をテーマに、ご講演をいただきました。
風力発電をビジネスとして立ち上げる際の既得権益との軋轢や、風力発電の可能性など、興味深い内容のお話をいただきました。
第2部では、学生の方だけでなく、多くの弁護士やNPOの方、エネルギー問題に関心をもつ市民の方など、多くの参加者で満員の盛況となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
JELF大阪では、今後も、市民の皆様に開かれたセミナーを企画いていますので、ご期待ください。